【榊淳司の資産価値レポート15】グローベル　ザ・高円寺プレミアム、ローレルコート杉並松庵の資産価値は？

みなさんこんにちは、榊淳司です。

ここでご紹介するのは
マンションレポートの中でも人気のタイトル。
「杉並区・総集編」。
全部で17物件の販売中新築マンションについて
その資産価値を分析・評価したものです。

今、都心では新築マンションが良く売れています。
アベノミクスにオリンピック、そして消費税・・・
「今のうちに買っておこう」
そう考える人が多いようです。

「マンションの価格は上昇期に入った」
マンション市場を分析する
一部のネットサイトでは、
そんな煽りも見られます。
でも、本当にそうでしょうか？

確かに、この先しばらく
マンションの価格が表面的に
上昇することは確かです。
建築費が大幅上昇。
土地の価格も上がっています。
そうなるとマンション価格は上がらざるを得ません。

「オリンピック開催の2020年までは上昇！」
そんな煽り文句も目にします。
しかし、冷静に考えてください。
マンションといえども、その価格は
「需要と供給の関係」で決まります。

みなさん、収入は増えましたか？
まだ、個人所得が上がったとは聞きません。
一部の大企業ではベアが復活したそうですが
それはほんの小幅な枠内。
また、給与所得者全体から見れば
ほんの一握りの人々の話。

マンションの価格が上がっても
みなさんの所得が上がらないと買えませんね。
すると、どうなるのか？
自然に下がっていくことになります。

だから「今じゃないかと」と焦る必要はなし。
だいたい、新築も中古も
マンションは供給過剰なのです。

この杉並区はどうなのでしょう？
今回新登場はローレルコート杉並松庵、
ヴェレーナグラン浜田山、
プラウド杉並高井戸サウスの3物件。
前回からの登場は共に荻窪が最寄りの
リビオ荻窪レジデンスと
ティサージュ荻窪の2物件。
2017年夏の登場は久々の高円寺最寄りである
グローベル　ザ・高円寺プレミアムと、
「荻窪駅徒歩10分圏」がやや希少な
センチュリー荻窪の2物件。
2016年に入って注目の
新築マンションが新規に販売されました。
三菱地所レジデンスの
ザ・パークハウス 杉並上井草です。
その他、小規模物件が3つ。
ディアナコート浜田山と
プレシス芦花公園、
クリオ杉並高井戸です。
市場にはやや供給過剰感が出てきました。

建築費の高騰は、天井が見えてきた感じがします。
職人さんの日当が4万円というのが異常ですから。
したがって、その内に落ち着くと予想できます。
だからこそ、今は慎重な選択が求められます。

ところで、この杉並区というエリアは
中々評価が難しいところです。
市場としては3層に分かれています。
中心は中央線＆丸ノ内線沿線。
高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪。

2015年の後半に出てきた
住友不動産の大規模マンションは
シティテラス荻窪と
シティテラス杉並方南町。
方南町は駅に近いのですが、
荻窪はやや離れています。

阿佐ヶ谷住宅の建て替え事業である
プラウドシティ阿佐ヶ谷は
575戸の規模で販売中。

2015年半ばに登場したのは、
環八沿いのコディア八幡山。
立地のハンディキャップに苦しんでいます。

2015年末登場の2物件、
ブランズ南荻窪、
ブライズ方南町は
いずれもちょっと地味。
パンチの効いたニューフェースの
登場が待たれます。

北側には西武新宿線エリア。
現在、販売物件はありません。

このレポートでは、
これら17物件すべてについて
榊淳司が現地を調査。
オープン情報からその資産価値を分析。
客観的な視点での評価を行っています。

ただ、誤解の無いようにしていただきたいのは、
このレポートには「誰も知らない」、
あるいは「一般には知られていない」、
特別な情報が盛り込まれてはいません。
あくまでも、エンド側のジャーナリスト
榊淳司の「眼」で物件を評価した
レポートであることをご理解ください。

また、ご自身の力でご検討物件の
正確な資産価値を評価できる、
とお考えの方は、わざわざこのレポートを
お読みいただく必要はございません。

今、市場は非常に分かりにくくなっています。
このレポートで取り上げた17物件の中でも
明らかに「買ってはいけない」と、
これなら「買っていい」物件が、
混ざり合っています。
購入してから5年後10年後、
あるいは20年後に売却する時、
いくらで売れるのか・・・・
どれくらい下がっているのか・・・・
そういったことについてこのレポートでは、
業界約30年の経験を積んだ
榊淳司が明解に指摘しています。

もし迷われているのなら、
ぜひこのレポートを読んでみてください。
「眼からウロコ」が落ちることもあります。

現に、マンションレポートの
リピート率は5割を超えています。
ひとつお読みなった方は、
別のエリアの検討にもご活用いただいている。
それだけ、満足度が高いのだと自負しています。
どうか、迷わずに活用なさってください。

一度は住んでみたい街が集まる住宅地、杉並。
「借りるより買うほうが高い」といわれる杉並区でも、
エリアによる資産評価はマチマチ。
気鋭の住宅ジャーナリスト・榊淳司が、
その杉並区で開発・分譲されている新築マンションを
ひとつひとつ丁寧に分析。
杉並区での購入希望者に、他では決して得られない物件の
客観評価を得られる珠玉のレポートがこれです。